自分のペースで心のままに飲める 「ひとり飲み」は最高の時間〜DANROふらっと座談会(1)

ひとり飲みの楽しみ方とは(Photo by Getty Images)

独身、ひとり暮らしのメンバーでつくる読者コミュニティ「DANROふらっと」。メンバーはどのように「ひとり」を楽しみ、また「ひとり」の課題を抱えているのでしょうか。その実態を座談会で探っていく連載、今回は「ひとり飲み」について語ります。

宅飲み、外飲みのそれぞれの楽しみ方

DANRO編集部(以下DANRO):こんにちは。今日は「うちださん(男性)」と「こでらさん(女性)」のおふたりに「ひとり飲み」について教えていただこうと思うのですが、まずは簡単な自己紹介からお願いいたします。

うちだ:酒・料理・読書・散歩が趣味の、どこにでもいるタイプのおじさんです。

こでら:映像業界をさまよう機器メーカーのマーケティング担当をやっています。

DANRO:うちださんは自己紹介に「ひとり飲み」がお好きと書いていらっしゃいましたが、どんなところに飲みに行かれるのか教えてくださいますか。

うちだ:外に行くときは、ほどほどに小汚くて、あまりにぎやかでない店に行くのが好きですね。

DANRO:なるほど。小料理屋みたいなところですか?

うちだ:はい。静かに味を楽しめるので

DANRO:いいですね!行きつけのお店があるんですか?

うちだ:いくつか。でもどちらかというと宅飲みが好きです。

DANRO:そうなんですね!宅飲みの様子を教えてください。

うちだ:こんな感じで、ありあわせが多いです。

DANRO:お料理はご自身で?

うちだ:はい。

こでら:セッティングが小料理屋っぽいですね!すごいー。

DANRO:こでらさんのひとり飲みはどんな感じですか?

こでら:仕事帰りにふらっと寄ることが多いです。ジャンルはまちまちですが、比較的おじさんの多い立ち飲み屋と、カジュアルなお料理も出せるバー。

DANRO:立ち飲み屋さんに行くのはすごいですね。

こでら:東京に来て5年目なんですが、勤務地が人形町、三越前、岩本町となぜか東側ばっかりなので(笑)。西側の恵比寿とかのおしゃれな雰囲気の店も気になるのですが…。

DANRO:行く店は決まっているんですか?

こでら:決まってます。新規開拓の場合は、友人と行って雰囲気の良かったところにひとりで行くことが多いですね。

DANRO:宅飲みは?

こでら:ほとんどしないです。なんとなくなんですが、飲み屋の他の人の楽しそうな雰囲気の中で飲むのが好きなので。

肴に凝るのが宅飲みの醍醐味

DANRO:うちださんはなぜ宅飲みのほうがお好きなんでしょう?

うちだ:自分でいろいろと飲み方や肴を試せるのが好きですね。料理が好きなので。

DANRO:肴をご自身でお作りになるのですね!

うちだ:今日はローストチキンに乾物いろいろで作ったオイルソースを合わせてみたのですが、正解でした。もちろん外すこともよくありますが、逆にそれが楽しい。

こでら:実験みたいですねえ。

DANRO:平日も肴をお作りになるのですか?

うちだ:平日はだれかと飲みに行くことが多いので、メインは休日ですね。

DANRO:昼間から?

うちだ:朝からですね。肴の仕込みをしつつ、ゆっくり飲み始める感じです。

こでら:気合入ってる!

うちだ:太陽は最高の肴ですから。この季節は屋外とかもいいですよ。

ひとり飲みの楽しさとは

DANRO:ひとり宅飲みの「楽しいところ」はなんですか?

うちだ:楽しいところは、心のままに飲めること。普段いろいろ考える仕事をしているので、何も考えないというのがぜいたくでいいんです。

DANRO:逆に「もっとこうだったらいいのに」というところは?

うちだ:ひとり飲みは最高の時間なので、特にないですね。強いて言えば、宅飲みは片付けが若干面倒です(笑)。

DANRO:話し相手がほしいな、と思うことはないですか?

うちだ:ないですね。ひとりでいたいときのための「ひとり飲み」なので…。もっとも、外で飲んでて、流れで他のお客さんと話すのもそれはそれで楽しいですけれど。

DANRO:こでらさんにとって、ひとり飲みの「いいところ」は何でしょう。

こでら:自分のペースでぼーっと飲めるところでしょうか。気分によりけりなんですが、周りとおしゃべりするときと、完全にひとりで飲みたいときとパターンはまちまちです。行く店はビールメインだったり、日本酒が得意な店、ワインが揃う店、とありますが、ひとりだとお酒の銘柄とか味を楽しんでます。

DANRO:「もっとこうだったらいいのに」ということはありますか?

こでら:行きつけのところは、メニューにないけれど料理を小皿にしてくれたりしますが、小皿料理のバリエーションは欲しいですね。あと、シャンパンが好きなんですけど、家では量が多く空けきれなくて。グラスで頼めるワイン、シャンパンのバリエーションはもっと欲しいですね。

お酌に気を遣わなくていい

DANRO:ひとり飲みの楽しさってなんでしょうね?

こでら:人に気を遣わずに自分のペースで飲めるところですね。お酒と料理を自分のために楽しむ、ということでしょうか。

DANRO:人と飲むと気を遣いますか?

うちだ:「楽しく飲めてるかな?」程度の気遣いはしますが、全く苦にはならないですね。だから大人数で飲むのも大好きです。楽しみの性質が違うだけで。

こでら:そうですねぇ、苦じゃないけど、お酒やお料理足りてる? 話題は? とか、ファシリテーションになりがちかもしれませんね(笑)。

DANRO:つい気を遣っちゃうわけですね。

こでら:仕事関係だと、業界が古くて、どうしても女性がお酌するみたいな空気になるので、それも面倒です。

うちだ:それは大変ですね。

こでら:お話をわかってくれそうなところでは、なるべく飲む前に「お酌しません」宣言してます(笑)

うちだ:お酌に気を使わないでいい、というのはひとり飲みの利点かも。

こでら:みんなで注ぎ合う姿ってちょっと...だし、少し残ってても足そうとされるのが苦手で、違うお酒を頼むきっかけがなくなるのもいやだなと。

うちだ:もうビールの気分じゃないんだよ、という時に注がれると、お酒もかわいそうですよね。

こでら:お酒の飲み方も昭和から令和にしましょう!(笑)

   ◇

うちだ(男性)
酒・料理・読書・散歩が趣味の、どこにでもいるタイプのおじさん。ひとり飲みの割合は、宅飲み:外飲みが7:3くらい。外飲みで気に入った肴を自宅で再現するのが最近の楽しみ。

こでら(女性)
映像業界を彷徨う機器メーカーのマーケティング担当。出張、旅行と移動が大好きでその土地の美味しいものを探す嗅覚には自信あり。たまのひとり飲みは外飲みが中心だが、出張、旅行先で見つけた土地のお酒、アテで家飲みすることも。

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