ひとり夜食に0次会 銀座のオイスターバーにふらっと【ひとりグルメ紀行:01】

カウンターで“ひとりオイスターバー”する夜(撮影:萩原美寛)

ひとり時間を優雅に彩りたい。そんな人にオススメの飲食店を紹介する連載【ひとりグルメ紀行】。美味しい食事とお酒、充実した時間を過ごせるお店の環境、店主の思いなどを伝えます。

皆さん、牡蠣(かき)はお好きですか? 牡蠣好きな私は、今回初めて「ひとりオイスターバー」を体験してきました。好きな牡蠣を心ゆくまで堪能できるひとりオイスターバー、最高です。

黒と白が基調のシックな内観(撮影:萩原美寛)

今回訪れたのは、GINZA SIX(東京都中央区)6階にあるオイスターバー「エミット フィッシュバー オイスター&グリル(以下、エミット)」。スタイリッシュながらも、ほどよくカジュアルで明るい店内は、カウンター席も充実していて、ひとり客も多いそう。

栄養価が高く、ローカロリー。牡蠣の魅力は美味しさだけじゃない

「夜は生牡蠣にシャンパンや白ワインを合わせて、かるめな食事を取るおひとりさまが多いです。牡蠣にはグリコーゲンや必須アミノ酸をはじめ、ビタミンB1やB2、B12、ミネラルなどの栄養素と、タウリンなどの機能性成分が豊富に含まれています。

とくに亜鉛の含有量は食品随一とも言われ、免疫力アップや健康増進に効果が期待できます。美味しさはもちろん、こういった栄養価の高さとひとつあたり20kcal以下という、カロリーの低さも魅力になっているのかもしれません」

カウンター席が充実(撮影:萩原美寛)

同店の他、全国に26店舗のオイスターバーを経営する株式会社ゼネラル・オイスターの広報、高瀬繭さんはこう話します。銀座のこの店舗に限らず、全店舗にカウンター席を設けて、ひとりでも気軽に入店しやすい空間作りを心がけているといいます。

夜遅めの食事でもオイスターバーなら罪悪感なし

仕事が終わったのが21時台。夕食をとって帰ろうと思っても、定食だと少し重たく感じる。居酒屋に行くのも違う――そんなときに牡蠣+お酒なら、カロリーを気にすることなく、ライトな食事をいただけそうです。

夜遅めに食べ始めても罪悪感がないのがうれしい(撮影:萩原美寛)

たとえば、7月22日(月)~8月18日(日)に開催される、牡蠣とシャンパーニュ 「メゾン マム」を楽しめるフェア「牡蠣シャン」では、生牡蠣3ピースに野菜や生ハム、チーズ、お口直しのレモンシャーベットとグラスシャンパンがセットになった「アミューズセット」がメニューのひとつとして提供されます。

牡蠣だけではなく、野菜やその他の良質なたんぱく質もしっかり摂取できる(撮影:萩原美寛)

シャンパン1杯に対し、生牡蠣3ピースは適量だといえそうです。ミルク感の強い牡蠣とほどよく辛口なシャンパンは相性抜群です。

「牡蠣に含まれるグリコーゲンには、肝機能を高める働きがあります。そのため摂取カロリーがエネルギーに効率よく代わり、疲労回復を助けてくれて、翌朝にお酒や疲れが残りにくくなると言われています」(高瀬さん)

大きさや濃厚さに個体差。だから牡蠣は面白い

ちなみに、グランドメニューから生牡蠣をオーダーする際は、各席に置かれた「Today’s Oyster」リストから選べます(1ピース548円〜・税別)。季節により産地や種類が変わるので、来店するたびに違う味を楽しめるのがうれしい。

牡蠣をはじめとした魚介類とワインが好きで入社した、フレッシュな印象のスタッフ、水野聡士さんは、牡蠣の魅力をこう語ります。

水野さんがとくにおすすめなのは、牡蠣とカブをシンプルなペペロンチーノにしてカラスミをかけた「牡蠣とカブのペペロンチーノ〜カラスミ添え〜」(1380円・税別)だとか(撮影:萩原美寛)

「入ってくる牡蠣の大きさは日によって、また産地によっても違うんですね。個体差があるのが面白いです。“濃厚さ”も一つひとつ違って味わい深いなと思います。オイスターリストの番号が小さいほどあっさりしていて、番号が大きくなるほど濃くなります。もしお好みがあればお気軽にスタッフまでお尋ねください。満足していただける牡蠣をお出しします」(水野さん)

その際、1ピースずつオーダーするのもいいですが、2ピース以上食べるなら「プレート」を選ぶのも◎。夏が旬の「岩牡蠣プレート」(2ピース1,180円・税別。2・3・4・6ピースで注文できる)「真牡蠣プレート」(2ピース1,080円・税別。同)が用意されています(時期によりプレートの価格は異なります)

リストから産地が異なる牡蠣をあえて選んで、味や濃さの違いを楽しむ牡蠣好きさんもいるそう。真牡蠣は、今のような暑い時期は三陸産のもの、寒い時期は九州〜中国地方や近畿地方のものなどがラインナップし、年間を通して味わうことができます。岩牡蠣はほとんどが6月〜8月中旬限定。真牡蠣と岩牡蠣両方楽しめる今の時期は、両者を食べ比べてみるのもありでしょう。

生牡蠣だけじゃない。少しこってりめな牡蠣料理も充実

もう少しこってりした牡蠣料理を食べたい場合は、7月16日(火)〜8月18日(日)に開催される「牡蠣と肉フェス」で提供されている「牡蠣のマリネと牛肉のタルタル 焼きとうもろこしのソース」(990円・税別)もおすすめです。

牡蠣と牛肉が濃厚に絡み合う(撮影:萩原美寛)

食欲がなくなりやすい夏場、夏バテ対策にもぴったりな一品は、オリーブオイルでマリネした牡蠣に、ローストしてさいの目状に切った牛肉を合わせたもの。

牡蠣と牛肉の異なる旨味に、焼きとうもろこしの香ばしい甘みがうまく絡みます。どこか和風の味わいは牡蠣醤油からきているよう。食感はもちろん、華やかな見た目は視覚的にも楽しめます。

ズワイ蟹クリームの焼き牡蠣のみ、GINZA SIX限定(撮影:萩原美寛)

グランドメニューの「焼き牡蠣3種盛り合わせ」(1280円・税別)も、比較的こってりした味わいです。ウニと牡蠣醤油の焼き牡蠣、香草ガーリックバターの焼き牡蠣、ズワイ蟹クリームの焼き牡蠣という、タイプの異なる3種類を堪能できます。

ひとりオイスターバーのすすめ

エミットをはじめ、ゼネラル・オイスターが展開するオイスターバーで使われる生牡蠣は、安全性を高めた高品質の牡蠣だそう。「牡蠣は好きだけど、食べてあたったらどうしよう」と感じる方も、安心していただけると思います。

牡蠣がお好きなら、ひとりオイスターバーは一度経験するとクセになるかもしれません。飲み会前の“ひとり0次会”として、お酒をたくさん飲む前にさっと牡蠣を食べてもよし、前出のように、ひとりで“かるめの夕食”としてとるもよし。いろいろな楽しみ方ができそうです。

取材協力/エミット フィッシュバー オイスター&グリル

(撮影:萩原美寛)

<住所>
東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F

<営業時間>
11:00~15:00(ランチLO.14:30)
17:00~23:00(ディナーLO.フード22:00、ドリンク22:30)
※15:00~17:00はクローズいたします。
店休日:不定休(GINZA SIXに準ずる)

<ご予約・お問い合わせ>
03-3575-1540

 

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