ミョウガが薫るナスと豚バラ肉の味噌汁【手軽でおいしい「時短ひとり飯」 第2回】

ミョウガが薫るナスと豚バラ肉の味噌汁(撮影・時津剛)

インスタグラムで人気の料理アカウント「アラフィフ男子のキッチン365日」。「背伸びをしない、普段着ごはん」をコンセプトに、“ひとり家ごはん”を毎日投稿しています。

投稿しているのは、吉田正幹さん。吉田さんが作る料理の魅力は、おいしさはもちろん、簡単ですぐにできること。そのために調味料、調理器具、食材にはこだわります。

そんな吉田さんのとっておきの「ひとり飯」のレシピと、格段においしくなるコツを紹介するこの連載。今回紹介するのは、具沢山の「ミョウガが薫るナスと豚バラ肉の味噌汁」です。夏から秋にかけておいしいナスやミョウガの香りがアクセントになっています。

【動画】ミョウガが薫るナスと豚バラ肉の味噌汁の作り方

ナスは「拍子切り」にする

まずは豚バラ肉の調理から。食べやすい大きさに切った後、調理酒(分量外)をかけてなじませます。これは豚肉特有の匂いを取り、肉質を柔らかくするためです。

次に、ミョウガを千切りにします。シャキッとした食感にしておくために、氷水に放しておきます。

ナスは8等分の拍子切りにして、水に浸してアクを抜きましょう。ナスは輪切りにすると煮崩れしやすくなるため、熱を通す料理を作るときは拍子切りにするそうです。

こだわりの「茅乃舎だし」

茅乃舎だし(撮影・時津剛)

具材の準備ができたら、出汁をとります。吉田さんが愛用しているのは、「茅乃舎(かのや)だし」。鍋に水と「茅乃舎」の出汁パックを入れて中火にかけます。出汁を昆布とかつおから取るとなると手間がかかりますが、「茅乃舎」はポンッと鍋に入れるだけで、おいしい出汁が取れます。

出汁がまだ冷たいうちに、豚バラ肉を一枚ずつ剥がしながら鍋に加えます。これは、豚肉同士がくっつかないようにするためです。

湯が沸騰したら1分程度で出汁パックを取り出し、水気をきったナスを加え、やわらかくなるまで煮ましょう。

沸騰する手前で火を止める

コクがあり香りが良いお味噌の「竹伝天地返し」(撮影・時津剛)

いよいよ味噌の投入です。鍋の火を弱め、味噌を溶き入れます。吉田さんのお気に入りの味噌は、国産大豆と国産米で昔ながらの手法で作られた「竹伝天地返し」(発売元:竹屋)。コクがあり香りがよいのが特徴です。

ここでスグレものグッズが登場。「計量みそマドラー」(発売元:leye)は大小の丸い部分を味噌容器の中でクルリと回すと、簡単に味噌の計量ができ(小は約小さじ1、大は約大さじ1)、そのまま鍋の中で味噌溶きとして使うことができます。

簡単に味噌が計量ができる「計量みそマドラー」(手前)

また、調理酒やしょうゆを計量するのは、小さじ、大さじが1つになった計量スプーン(発売元:貝印)。洗い物が1回で済みますし、砂糖や塩など各調味料ストッカーに入れて使用しているそうです。

鍋の火を弱めるのは、味噌の香りを保つため。グツグツと沸騰させないようにしてください。ここに調理酒、しょうゆを加えて沸騰する手前で火を止めます。椀に盛り付け、形良くミョウガを天盛りにします。

残った味噌汁は、次の日の朝にご飯と溶き卵を流しておじや風に。胃にやさしい朝ごはんに早変わりです。

【材料】

  • みょうが 2本
  • ナス 2本
  • 豚バラ肉 50g
  • 水 400ml
  • 味噌 大さじ1
  • 「茅乃舎」の出汁パック 1つ
  • 調理酒 小さじ1
  • しょうゆ 小さじ1

【作り方】

  1. 豚バラ肉を食べやすい大きさに切り、調理酒(分量外)をまぶしておきます。ボウルにはった氷水に千切りにしたミョウガを放します。ナスは8等分の拍子切りにして、水に晒してアクを抜きます。
  2. 鍋に水と出汁パックを入れて火にかけます。水が冷たいうちに、豚バラ肉を一枚ずつ加えます。
  3. 鍋がひと煮立ちして約1分経ったら、出汁パックを取り出しナスを投入。やわらくなるまで2~3分程度煮ます。
  4. 鍋の火を弱めて味噌を溶き入れます。調理酒、しょうゆを加えて沸騰する手前で火を止めます。
  5. 椀に盛って、ミョウガを天盛りにします。
ミョウガが薫るナスと豚バラ肉の味噌汁(撮影・時津剛)

(プロフィール)
吉田正幹(よしだ・まさもと)
1966年生まれ、千葉県出身。料理のコンセプトは「背伸びをしない、普段着ごはん」。幼い頃から慣れ親しんだ家庭料理が中心で、手抜きしておいしくなるためなら、調理器具や調味料、素材にも「ドンドン頼る」が信条。マスコミ関係の仕事の傍ら、日々の料理をInstagramにpostしている。

 

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