【古民家で暮らそう!11】ヘビメタをかけながら部屋をぶっ壊す!

自宅から千ヶ峰方面の山の雪景色

ついに本格的な冬がやってきました。多可町は南北にかなり長い町で、我が家はその北側にあります。南から北に向かって少しずつ標高が高くなっていきますので、冬場には雪が降りますが、朝起きたら積もっていて、昼からは溶けてしまうというパターンが多いようです。

我が家の実家は鳥取の豪雪地帯なので、毎朝雪かきをしないと車を出すことができなくなるのですが、ここは雪景色を楽しめるけど実際の生活にはほとんど影響がない、ちょうどよい環境です。

ブルーヒーターに集まる動物たちと寒すぎて動かなくなったプリンター

冬の古民家は本当に寒くて、小さなファンヒーターではとても暖かくなりません。なので、ブルーヒーターと呼ばれる小学校の教室などで使われている、ファンで熱を飛ばすタイプのストーブを購入しました(田舎ではどの家庭にもあります)。かなり大きいので邪魔なのですが、あっと言う間に部屋が暖かくなり、動物たちがワサワサ周りに集まってきます。

朝起きて仕事をしようと思ったら、プリンターに「室温が低すぎます」というアラートが…。こんな表示、初めて見ました。

ローテーブル&チェアを作る

製作中のダイニングセットと梁に取り付けたスピーカー

結婚した当時に一生モノと思って購入した分厚い天板があるのですが、前の家ではそれをキッチンの作業台として使っていました。ここでは自作のアイランドキッチンがあるので、この天板をダイニングテーブルとして使うことにしました。

田の字の部屋とつながっている板の間ですし、隣の畳の上に座ることもあり、あまり背の高いテーブルでは目障りです。なので、事前に購入した低めの椅子の高さに合わせて台を作ることにしました。

天板はものすごく重たい一枚板なので、台の上に乗せてあるだけです。背もたれのある椅子がたくさんあると邪魔なので、通行する側の椅子は、他の家を倒したときにもらってきた梁を使ってベンチを作りました。いずれも廃材を活用しましたので、材料費はゼロ円です。

完成したダイニングセット

同時に、料理をしながら音楽が聴けるように、小さなモニタースピーカーを梁に設置しました。取り付け金具などのマニアックなパーツは購入するとすごく高いのですが、自作をするとほぼタダです。

廊下の小部屋をぶっ壊す

玄関を入ってすぐ左側の、母屋と離れをつなぐ廊下の部分に、小さなクローゼットのような部屋がありました(ご近所さんの情報では、以前はここに風呂があったようです)。小さな収納部屋は、それはそれで便利なのですが、これがあるため廊下が狭くて通りにくく、全部撤去することにしました。

廊下の部分にあった収納部屋

設置したスピーカーで、私が中学生の頃に全盛期だった日本のヘビメタバンド・ラウドネスをかけながら、バールを使ってどんどん解体していきます。この部分は特に優先順位が高かったわけではないのですが、前々からどうにも気に入らない部分でもあり、その場の気分で一気にやってしまうことにしました。

壁を撤去してみると、つながっていない柱が…入れ替え作業

この部分は天井も抜くことにしましたが、バールが1本あれば大抵のところは解体可能です。わずか3畳ほどのスペースですが、撤去してみるとかなりのゴミの山です。材木に関しては丁寧に釘を抜くと再利用できますので捨てずに置いておきますが、ベニヤや紙を集積した天井材などはゴミにしかなりません。

壁と天井の撤去

撤去してみると、下半分がつなぎ合わされていない柱が出てきました! 素人判断で抜いてしまうのは怖いので、新たな柱に入れ替えることにしました。柱を入れ替える…と一口に言っても、床の部分からやり直さないと立てられないので、かなり大変な作業でした。あまりにもぴったりのサイズで作ってしまったので人力では途中で動かなくなり、車のジャッキを使って垂直になる位置まで動かしました。

屋根裏に続く箇所に格子の設置

追々、床板は気に入ったものに貼り直すつもりなので、とりあえず欠損している床の部分を、適当な板で埋めておきました。さらに、猫たちが屋根裏に脱走していた部分に格子を作って通れないようにしました。格子の組み立ては同じパターンの繰り返しで、色を塗るだけでもなかなか大変なので、妻にも手伝ってもらいました。屋根裏は将来的に何かに活用したいと思っていますので、一部分をはめ込み式にしていつでも取り外せるようにしてあります。

広い空間が誕生

まだ完成ではありませんが、とりあえず壁と天井を撤去したことで、廊下の部分に広い空間が生まれました。この空間、ちょっとしたお店もできるぐらいの広さがありますので、今後の我が家の展開に大きな可能性を与えてくれるんじゃないかと思っています。

 

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