旨味を引き出す魔法の鍋!ストウブの選び方(ひとり調理道具のススメ )

パッと目を引くカラーで、キッチンが華やぐストウブの鍋

いよいよ秋本番。スープや煮込み料理など、温かいメニューが恋しい季節になりました。我が家では毎日のようにストウブの鍋が大活躍しています。

以前より使っている友人から「ストウブは良い!」と聞いていたのですが、何だかんだとテフロン加工の鍋を使い続け(これはこれで焦げつかないので使いやすい)、昨年の秋にようやく“ストウブデビュー”を果たしました。

そこから使い続けてほぼ1年。ストウブのある生活を通して発見した魅力をお伝えしながら、ひとり生活に最適なストウブの選び方を考えてみました。

ストウブで作るとなぜおいしいのか

様々なキッチンウェアを展開するストウブですが、代表的なアイテムはなんと言っても鋳物ホーロー鍋。鋳鉄製の鍋は熱伝導性が高く、鍋全体に均一に熱が広がります。また、保温性にも優れ、食材に熱がゆっくりと伝わるので煮込み料理にも最適です。

ストウブと他の鍋との最大の違い、それはフタの裏を見れば一目瞭然です。ストウブの裏ブタには「ピコ」という小さな突起が等間隔で並んでいます。実はこれが、おいしさを生み出すカギ。

まず、鍋が温まると食材から出た水分が蒸気に変化します。蒸気は鍋の中で対流し、旨味を凝縮した水滴となります。その水滴が裏ブタに溜まると「ピコ」を伝って垂直に落ち、食材にまんべんなく降り注ぎます。

「アロマ・レイン」と呼ばれるこの仕組みのおかげで、鍋の中は常に“おいしさの雨”が循環しているのです。

実際にストウブで料理をしてみると、シンプルな調理ほど食材の美味しさが引き立つように感じます。

適当な野菜を少しの水と共に鍋に入れ、しんなりした所でオリーブオイルと塩コショウを振るだけの「蒸し野菜」をよく作るのですが、これが本当に美味!気密性が高く、無水調理も可能なストウブだからこそできるレシピだと思います。そういえば、ストウブを導入してから野菜の消費量がグンと増えました。

裏ブタの突起「ピコ」が“おいしさの雨”を降らす

ひとり生活におすすめなのは「ラウンド型&20cm」

初めて購入したストウブは、「ピコ・ココット ラウンド 20cm」に決めました。ストウブの鍋には丸型の「ラウンド」と、魚やトウモロコシなど長い食材の調理に便利な楕円形の「オーバル」がありますが、最初の1台はシンプルな「ラウンド」タイプをおすすめします。

「ラウンド」はコンロの上でも場所を取らず、火の当たり方が均一なので料理がしやすい点がポイント。焼く・炒める・蒸す・炊く・揚げるなど、多彩な調理方法で活用できます。

鍋のシェイプはスムーズに決められたのですが、いちばん悩んだのはサイズです。

ネットで情報をチェックしていると、ひとり暮らしには20cmか22cmが使いやすいようでした。私の場合、大量に作り置きすることはなく(そもそも冷蔵庫が小さい……)、ちょっとしたおかずが作りやすそうな20cmサイズを選択しましたが、これが正解でした!

カレーなどの煮込み料理は一度に2〜3人分が作れ、余りすぎることなく数日間で消費できます。さらに、ご飯を3合炊くのにちょうどよいサイズ感も魅力。ガスの火で炊いたお米はふっくら艷やかに炊きあがるので、そのおいしさを知るともう炊飯器には戻れないかも知れません。ちなみに、ストウブで炊いたご飯は水加減や蒸らし時間が多少適当でも不思議とおいしくできます。

また、鋳鉄製で重めのストウブも20cmであれば比較的軽く、出し入れがしやすいように感じます。ただ、ほとんど毎日使っているため、常にコンロの上が定位置になっていて、実際に収納の手間を感じることはありませんでした。

煮る、炊く、揚げる。幅広い調理で大活躍!

テーブルにそのまま出せる小さいサイズも揃えたい!

ストウブの魅力に気づいたら、2台目、3台目も揃えたくなります。家に来客が多い人なら、ワンサイズ大きい「ラウンド」の24cmや、見映えのする「オーバル」もよいと思いますが、ひとり生活に最適な小さいサイズも使い勝手がよさそうです。

「ラウンド」の18cmは、20cmよりもひと回り小さめ。汁物や一品料理の調理に最適です。高さも低いので、煮込み料理や鍋物をそのままテーブルに出せば器代わりに。コンビニのおでんを移し替えるだけでも絵になります。

直径10cmの「ミニ ココット」シリーズは、1人分にぴったりな手乗りサイズ。コンロで軽く火を通した食材をそのままオーブンへ、という使い方もできます。

私の場合、蒸し焼きにしたジャガイモにチーズをかけオーブン焼きにしたり、ミニトマトのオリーブオイル焼きなどをよく作ります。保温性にも優れているので、スープ皿として使うのもアリですね。

レシピを書くまでもない簡単な料理も、ストウブを器代わりにして食卓に出せばオシャレ感アップ!これもストウブ生活で知った新たな魅力の一つです。

20cm(奥・チェリー)に比べ、18cm(手前・グレー)は一回りほど小ぶり

どんな食材も手軽に美味しく調理できる“魔法の鍋”のようなストウブ。これまで機能面にフォーカスして紹介してきましたが、洗練されたデザインにも愛される理由の一つです。シックなモノトーンから華やかな暖色系まで揃えた多彩なカラーバリエーションにも注目。きっとお気に入りの一色が見つかると思います。

この秋はストウブと一緒に、自宅で食欲の秋を満喫してみてはいかがでしょうか。

 

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