テント設営と料理3品を60分以内で 「ソロキャンプ女王決定戦」開催

ハロウィン風の飾り付けで統一感をだした森風美さん

ソロキャンプの「女王」を決めるイベント「第1回ソロキャンプ女王決定戦」が2019年10月10日、ららぽーと豊洲(東京都江東区)で開催され、ユーチューバーのnatsu camp(なつきゃんぷ)さんが初代女王になりました。テントの張り方や作業の早さ、手際の良さが高く評価されました。

「バブル期以来の第2次キャンプブーム」の声も

キャンプ場に車で行くオートキャンプの参加人口は、2013年から6年連続で増加。2018年には延べ850万人がオートキャンプを楽しんだといいます。バブル期以来の「第2次キャンプブーム」と呼ぶ人もいるなかで、ひとりでキャンプを楽しむ「ソロキャンパー」が次々と現れています。

「ソロキャンプ女王決定戦」は、特に女性キャンパーに注目し、テクニックやサバイバル力を競うイベントで、アウトドアグッズなどを扱うヴィクトリアが主催したもの。3児の母でもあるあらなみさん、山登り大好き芸人・桜花(おうか)さん、アイドルのさばいどる かほさん、natsu campさん、キャリーバッグでキャンプをする森風美さんの5人が技を競いました。

競技参加者(中央の5名)と審査員

制限時間は60分。テントの設営と、3品のキャンプ料理が課題です。正確性や、スタイリング(真似したくなるようなアイデアがあるか)、料理の味、独自性などが審査項目となっています。料理については通常の「キャンプ飯」と同様、事前の仕込みが認められています。

優勝したnatsu campさんは、ちくわ大葉明太チーズ、メスティンではらこ飯、デザートとして梨のコンポートマフィンの3品を作る予定でしたが、マフィンを忘れてしまったため、デザートが梨のコンポートに。しかし、5人のなかでもっとも早い、30分ほどで作業を完了させました。

「料理をし始めてからテントを立て始めたら時間が無駄にならないと思って、先に料理から始はじめました」(natsu campさん)

女王の座に輝いたnatsu campさんのキャンプ飯

「テントはワンポールテント(ポール1本で支えるテント)なんで、簡単に」というnatsu campさんですが、一方で「全体の色味と小物の統一感は意識しました。このテントは赤が目立つので、(道具や小物は)引き締める黒であったり、ちょっとしたところの赤だったり」と、こだわりを見せていました。

「男性用サンダルを持っていくといい」

テント全体をハロウィン風に飾り付けた森風美さんは、2位になりました。料理ではモッツァレラとトマトのカプレーゼ、パルミジャーノ・レッジャーノ(イタリアのチーズ)の玄米リゾット、マスカルポーネ(イタリアのチーズ)のティラミスと、イタリアンのコースをイメージしたものを短時間で仕上げました。

森さんは、ソロキャンプの際に男性用サンダルを持参するといいます。

「(サンダルは)防犯の意味で。女性のソロキャンプはファミリーキャンプの近くにテントを張ればある程度安全なんですけど、夜は女の子ひとりだってバレないように、男物のサンダルを置いたり、内側から南京錠をつけるっていうのがポイントです」(森さん)

ホットサンドを作った芸人・桜花さん

審査員のひとりでキャンプディレクターの五月女真弓さんは、「甲乙つけがたかった。ソロキャンプはオンリーワンのスタイリングやこだわりが世界観に出る。それが見られて、すごく楽しかった」とイベントを振り返りました。

効率よく作業をすすめたnatsu campさん

同じく審査員を務めたアウトドアコーディネーターの小雀陣仁さんは、「イベントの担当者からはテントを張る手順、所作を厳しく見てほしいと。スタイリングや可愛らしさよりは、そういう基本的なところを見てほしいと言われて審査しました」と自身の審査基準について語りました。

また、審査員でスタイリストの平健一さんは「(参加者それぞれのやり方は)どれも正解だと思うんです。ただ今回は制限時間内にやるというルールがあった」とし、「道具選びが重要で、小さめのものを選んで早くテントを立て、料理に重点を置くのがいいのかな」と、このイベントでの評価ポイントを教えてくれました。

今回参加した5人はこの決定戦を通して意気投合し、5人でキャンプに行くことを約束したとのことです。

特集

TAGS

この記事をシェア