染み出るオイルがたまらない 「マッシュルームのアヒージョ」を作ろう

マッシュルームのアヒージョ

こんにちは! 料理研究家の「ジョーさん。」です。食のマーケティング会社で働いた後に独立し、誰でも再現できて、誰もが作る気になれるレシピを研究してお届けしています。

今回から始まったこの連載では、「お手軽なのに本格的なおつまみ」をテーマに、自宅での「ひとり飲み」のお供にぴったりのおつまみレシピをお伝えします。

今回ご紹介するのは、染みこんだオイルが口の中でじゅわっと広がる「マッシュルームのアヒージョ」。そして、アヒージョの残ったオイルを使って作る「スパゲッティ・ポヴェレッロ」です。

白ワインにぴったりのアヒージョ

マッシュルームのアヒージョは、ちょっとした下ごしらえを終えたら、あとは火にかけて待つだけで作ることができるのでお手軽です。ベーコンを加えることで、塩気と旨みが増してより本格的な味に仕上がります。

バルのような「本物感」のあるアヒージョを作るコツは、弱火で加熱し続けること。つい急いで火を強めてしまいがちですが、それではせっかくのオイルや具材の風味が損なわれてしまいます。

淡白ながら旨みのきいたアヒージョは、白ワインにぴったり。白ワインはお好みで大丈夫ですが、よく冷やした辛口のものがおすすめです。

アヒージョの醍醐味は熱いオイル。噛んだ瞬間にマッシュルームからジュワッとしみ出すエキスとオイルがたまりません。なるべく厚手の鍋を使って、冷めないうちにいただきましょう。

オイルはバゲットに染みこませて食べますが、油をたくさんとる習慣がない日本では残ってしまいがち。しかし、きのこのエキスがしみ出たせっかくのオイル、もったいないですよね。そこで、締めのパスタに活用します。

独身男性のパスタ「貧乏人のスパゲティ」!?

スパゲッティ・ポヴェレッロ

アヒージョの残りオイルを使って作るのは、目玉焼きをのせたパスタ「スパゲッティ・ポヴェレッロ」。別名「貧乏人のスパゲティ」です。

イタリアでは、日常的に料理をしない独身男性が自分のために作ったり、料理に手間をかけていられない時にささっと作ったりするものなのだとか。日本でいうと、ごはんに目玉焼きをのせて、醤油をかけて食べるようなものですね。

旨みがしっかりきいて、マッシュルーム独特の香りがほのかに感じられます。トロリととろける目玉焼きが、味に変化をつけてくれます。

アヒージョの残りオイルで作ることで、そんな手抜き系の料理とは思えない、贅沢な味わいに仕上がります。

残りオイルを使うのは翌日でもOK

残りオイルはもったいないですが、お腹がいっぱいで、すぐには別の料理にして食べられないということもありますよね。

そんな時は、翌日のランチなどに持ち越しましょう。ゴミが入らないようにラップや蓋をして冷蔵庫で保管すれば、翌日まで使えます。オリーブオイルは冷蔵庫に入れると固まる場合がありますが、もう一度加熱すれば、溶けます。

オリーブオイルは加熱に強く酸化しにくいため、問題なく食べられますが、具材の残りなど不純物が入っているため腐りやすいので、なるべく早めに使用するようにして下さい。

きょうのおつまみレシピ

マッシュルームのアヒージョ(1食分、調理時間 20分)

【材料】
・ マッシュルーム 8個
 薄切りベーコン 2枚
 にんにく    4かけ
 オリーブオイル 180ml
 乾燥パセリ   小さじ1
 塩       小さじ1/2
 バゲット    8枚

【作り方】
1. ベーコンは粗めのみじん切りにする。にんにくは包丁の腹などでつぶす。マッシュルームは石づきを落とす。
2. フライパンににんにく、マッシュルームを並べ、傘の部分にベーコン、パセリをのせる。
3. オリーブオイル、塩を加え、弱火で10〜15分加熱する。
4. お好みでトーストしたバゲットと一緒に頂く。

アヒージョの残りオイルで作る絶品パスタ(1食分、調理時間 10分)

【材料】
・ アヒージョの残り油        適量
・ スパゲティ(またはフェデリーニ) 80g
・ 卵                1個
・ 粉チーズ             大さじ2
・ 黒こしょう            適量
・ パスタの茹で汁          大さじ2

【作り方】
1. アヒージョの残り油に卵を割り入れ、3分ほど弱火にかけて目玉焼きを作る。
2. スパゲティを袋の表示通り茹でる。茹で汁大さじ2をアヒージョの残り油に加え、フライパンを揺すってなじませる。
3. 茹で上がったパスタの湯を切り、オイルごと目玉焼きを上にのせ、粉チーズ、黒こしょうを振る。

※もしオイルが足りないと感じたら、新たにオリーブオイルと粉チーズを加えて召し上がってください。

 

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