豚バラの肉豆腐【手軽でおいしい「時短ひとり飯」 第7回】

豚バラの肉豆腐(撮影・時津剛)

インスタグラムで人気の料理アカウント「アラフィフ男子のキッチン365日」を運営する吉田正幹さんが、手軽でおいしい「ひとり飯」のレシピを紹介するこの企画。今回紹介するのは、定番おかずの「豚バラの肉豆腐」。あっさりしたすき焼き風なのが吉田流です。

【動画】豚バラの肉豆腐の作り方

一口で食べやすい結びしらたきの魅力

まずは下準備から。豚バラ肉を食べやすい大きさに切り、料理酒(分量外)をまぶしておきます。

続いて結びしらたきのアク抜きをします。小鍋に湯を沸かして結びしらたきを入れ、2〜3分茹でてザルにあげて水分を切ります。

「なぜ結びしらたきがいいんですか?」と聞いたところ、「なによりも食べやすいからです!」と吉田さん。ちょうど一口サイズなので、通常のしらたきよりも食べやすく、盛り付けもまとまりやすいという利点があります。

長ネギはみずみずしくて太いものを選び、大きめの斜め切りにします。青い部分も加えると彩りがきれいなるとのこと。

焼き豆腐をキッチンペーパーにくるみ、重石をして約10分水切りします。キッチンペーパーに包んだまま、レンジに入れて約1分加熱してもOKです。

本物のみりんを使うことで味に深みがでる

まろやかな深い甘みが特徴の「三河みりん」(撮影・時津剛)

下準備ができたら、鍋に水、ザラメ、「三河みりん」、料理酒、「茅乃舎」だし、しょうゆを入れて、火をつけます。

ふつふつとしてきたら(沸騰する前の状態)、豚バラ肉を剝がしながら一枚ずつ入れます。剥がさないまま入れると、豚肉がくっついた状態で煮上がってしまいます。

ここで吉田さんのお気に入りの「三河みりん」を紹介します。原料は高品質のもち米、米麹、本格米焼酎のみ。伝統的な製法で作られ、長期間の醸造熟成を経てできあがったみりんは、まろやかな深い甘みが特長。和食の有名料理人たちも使用しており、煮物などがおいしく仕上がるそうです。

豚肉を入れたら、結びしらたき、焼き豆腐を鍋に入れます。沸騰してきたら蓋をして、中火で10分ほど煮込みます。味見をして薄いようなら、ザラメとしょうゆを加えて調整してください。最後に、長ネギを入れて、弱火でさらに10分ほど煮込みます。

鍋をのぞいてみて、長ネギがしんなりしてきたら火を止めましょう。人肌程度の温度まで冷ますと、味が食材にグッと染み込むそうです。食べるときはまた温め直して下さい。

食べるときに七味唐辛子をかけるのが吉田さんのおすすめ。すき焼き風の味付けなので、お好みで生卵にくぐらして食べるとおいしいです。甘辛く煮えた具材をごはんにのせれば丼としても楽しめます。

味の染みた豚肉や結びしらたき、トロトロのネギがたまらない(撮影・時津剛)

【材料】

  • 豚バラ肉    150〜200g
  • 長ネギ     1本
  • 焼き豆腐    1丁
  • 結びしらたき  1パック(6つ入り)
  • 水       300ml
  • ザラメ     大さじ
  • 料理酒     50ml
  • 三河みりん   50ml
  • 「茅乃舎」だし 1パック分        
  • しょうゆ    大さじ5

【作り方】

  1. 豚バラ肉を食べやすい大きさに切り、料理酒(分量外)をまぶします。
  2. 結びしらたきを沸騰した湯で2〜3分ほど煮て、アクを抜きます。
  3. 長ネギを青い部分も含めて大きめの斜め切りにします。
  4. 焼き豆腐を水切りして、食べやすい大きさに切ります。
  5. 鍋に水とすべての調味料を入れて火をつけます。沸騰する前に、豚バラ肉を一枚ずつ剥がして鍋に入れます。
  6. 結びしらたき、焼き豆腐を入れ、沸いてきたら蓋をして中火で約10分煮込みます。味見をし、薄かったらザラメとしょうゆを加えて調整します。
  7.  長ネギを入れ、約10分弱火で煮て、長ネギがしんなりしたら火を止めます。

(プロフィール)
吉田正幹(よしだ・まさもと)
1966年生まれ、千葉県出身。料理のコンセプトは「背伸びをしない、普段着ごはん」。幼い頃から慣れ親しんだ家庭料理が中心で、手抜きしておいしくなるためなら、調理器具や調味料、素材にも「ドンドン頼る」が信条。マスコミ関係の仕事の傍ら、日々の料理をInstagramにpostしている。

 

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