僕が「ひとり旅」をやめられない理由(人生を味わう「ひとり旅」:02)

インドのブルーシティ『ジョードプル』にて。

僕は「ひとり旅」が、やめられません。

初めてひとり旅に出たのは、2012年5月。旅先はアメリカ・ロサンゼルスでした。海外でひとり旅デビューをしたこともあり、それ以来、もっぱら海外。気がつけば7年間で30回もひとりで海外へ行っていました。

知らない世界を知ることができる。海外へ行くのはもちろんそういう理由もありますが、それでもあえて"ひとり"で行き続けるのには、3つの理由があります。

1.とにかく自由。人付き合いからの解放

ひとり旅はひとりで行動するわけですから、当然、自由。人に気を遣う必要は一切ありません。好きなことを、好きなタイミングですることができます。起きたい時間に起きて、食べたいものを食べ、行きたいところに行って、眠くなったら眠る。当たり前のことのようで、日本社会では人に気を遣ったり人の目が気になったりして、なかなかできないことも多いのではないでしょうか。

さらには、SNSの発達によって人付き合いが多くなりすぎて、SNS疲れなんて言葉も耳にするようになりました。僕は、現代人の心が昔以上に疲れやすくなっていると思います。そんな日本で疲れた心を癒して最高のリフレッシュをするには、ひとり旅がもってこいなのです。

シエラレオネで地元の若者たちと。

2.自己肯定感が上がる

ひとり旅で自由だからといって、必ずしも思い通りに進むとは限りません。しかし、そんなちょっとしたトラブルやハプニングを乗り越えるだけで、自己肯定感が上がると思います。

自己肯定感は成功体験で高められます。成功体験、日本でしていますか? 若い頃は知らないことばかりだったので、たくさん成功体験をすることができたと思います。しかしながら、大人になるにつれて知っていることも多くなって、なかなかそういう体験ができなくなっているのではないでしょうか。仕事で責任あるポジションを任せられれば、失敗することができないプレッシャーから、つい安全策をとってしまうこともあるでしょう。

そんな成功体験を、ひとり旅では簡単に得ることができるのです。ホテルにたどり着いた! 地元の人のオススメのレストランに入ったら美味しかった! お会計がスムーズにできた! 現地語の挨拶を覚えた! そんな小さな成功体験の連続が、自己肯定感を高めることにつながるのです。ひとり旅から帰ってくると前向きな気持ちなれたり、仕事を頑張ろうって思えたりしませんか? 実はその理由は、ひとり旅で自己肯定感が高まっているからだと、僕は思っています。

3.本当の自分が見つかる

ひとり旅の間は、会話する相手は自分しかいません。でもこれって、情報が多すぎる現代社会において、とても貴重な時間だと僕は感じています。

日本で、自分と会話する時間をちゃんと取ることができている人はなかなかいないのではないでしょうか。もちろん僕もそのひとり。ひとりの時間になったら、ついついスマホに手が伸びてSNSを見たり、テレビをだらだら見てしまったり、本をじっくりと読む集中力すら年々低下しているように感じています。

でも、ここまでたくさんの情報が飛び交うと、その情報に触れていないと不安を感じることもあると思うので、ついついスマホに手が伸びるのは仕方がないと思います。だからこそ、ひとり旅に出て自分と会話する時間は貴重ですし、真剣に向き合うことで本当の自分が見つかることもあると思います。

旅は非日常の連続。経験ひとつひとつが色濃く目に映るので、自分に向き合うための材料がたくさん見つかります。「楽しかった!」だけで終わらせてももちろんいいのですが、その楽しいの奥にこそ、本当の自分が眠っているのです。旅で感じたことから、なぜそれが心に引っかかったのか自分自身と会話してみてください。きっと、本当の自分が見つかることでしょう。ひとり旅は、リフレッシュできるだけでなく、自分自身をアップデートまですることができるのです。

ニューカレドニアの「天然のプール」。

この3つの理由が、僕がひとり旅をやめられない理由です。これだけのメリットを感じているので、ついつい、また旅に出てしまいます。

ですが、正直に言います。

ひとり旅にばかり行く理由が、実はもうひとつあります。それは、なかなか同じ旅程で行ける仲間がいないということ(笑)。

20代の頃は、一緒に行く友達がいました。しかし、20代後半の頃から、行きたいところと予算と休める日が完ぺきに合致する友達が減ってくるのです。友達が次々と結婚し始めたのも、ちょうどその頃ですね。結果、20代後半から一気にひとり旅の数が増えました。

でも同時に、ひとり旅の魅力にも気付いてしまい、やめられなくなりました。僕はこれからもずっとひとり旅を続けていくでしょう。

 

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