東京から単身移住した中年女子が教える「地方移住に向いている人」とは?

(提供:平凡社)

自ら「中年女子」と称する女性が東京を離れ、ひとりでの田舎暮らしをするさまを描いたコミックエッセイ『中年女子、ひとりで移住してみました』(平凡社)が発売されています。著者はイラストレーターの鈴木みきさん。8年前の38歳のとき東京から山梨県北杜市に移住し、田舎で暮らした経験をまとめました。

鈴木さんが暮らした家

キッカケは山への興味、30歳過ぎから移住先探し

実家は東京にある鈴木さんですが「24歳のとき『山』に興味を持ったのをキッカケに、山の近くに住みたいと思うようになった」と言います。鈴木さんはそれから東京を拠点に、季節ごとに場所を変えながら、山に関わるアルバイトをしていました。やがて思いは募り、30歳を過ぎたころから本格的な移住を考えるようになります。

(提供:平凡社)

移住先を決めるにあたり、鈴木さんは次のような条件で探したと言います。

「山が好きなので、山が見える場所であることが第一条件。その次に、なんだかんだと自分が街育ちなので、田舎度が高すぎないこと。そして実家(東京)、駅、空港に出やすいところで探しました」(鈴木さん)

そうして見つけた北杜市の民家への移住を決めた鈴木さんですが、都会から地方に引っ越したことで戸惑うことはなかったのでしょうか?

「戸惑ったのは、地区の行事が多かったことです。一方でうれしかったのは、野菜をたくさんもらえて、食費があまりかからないこと。そしてご近所さんに可愛がってもらえたことです」(鈴木さん)

「近所づきあい、適当にできる人が向いている」

ご近所との付き合いについては、地方への移住に向いている人は? とたずねたときにも鈴木さんは触れていました。鈴木さんは次のように言います。

「移住に向いている年齢は特にありませんが、近所づきあいが都会より多いので、それがマジメ過ぎず、無愛想でもなく、慣れ慣れしすぎず、適当にできる人がいいと思います」。

地域の人たちの輪に一刻も早く入ろうと焦って力んだり構えたりせず、肩の力を抜いてコミュニケーションできる人が、地方、特に知らない土地への移住に向いているのかも知れません。

 

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