キッチンバサミは優秀なオールラウンダー(ひとり調理道具のススメ)

冷凍うどんにササッとネギをプラス。包丁もまな板も不要です。

いまや「100均」でも手軽に購入することができるキッチンバサミ。袋の開封や乾物食材のカットといった用途をイメージしますが、実は本格的な調理にもガンガン使えます。

特に、少ない食材でチャチャッと料理を作りたい「ひとり飯」ではパワーを発揮! 包丁やまな板の出番を奪ってしまいます。そんなキッチンのオールラウンダー、キッチンバサミの魅力に迫ります。

どうせ使うなら、少し高くても質が良いものを

以前、私は100均のキッチンバサミを使っていました。比較対象がなかったので、切れ味に関しての不満はなかったのですが、デザインが安っぽく、分解して洗えないため衛生面が気になっていました。

そんな時、かっぱ橋で見つけたのが「キッチンスパッター」。オールステンレスの洗練されたデザインと、分解できる点が決め手になり購入しました。自宅に戻って早速使ってみると、100均のものとは切れ味がまったく違う! 葉物野菜はサクサク刻めるし、弾力がある肉も力を入れずともスーッと切れました。

それもそのはず「キッチンスパッター」は、刃物の名産地・新潟県三条市にある「鳥部製作所」で作られたもの。切れ味の鋭さや持ちやすさなど、品質へのこだわりがしっかりと感じられる逸品でした。多少価格は高くなりますが、包丁よりも使う頻度が多そうなキッチンバサミだからこそ、切れ味やお手入れのしやすさを重視した、質の良いものをセレクトすることをおすすめします。

ギザギザ刃のおかげで、油分を含むものや硬い食材もスムーズに切れる

キッチンバサミにもいろいろなタイプがある

「キッチンスパッター」以外にも、高品質なキッチンバサミはたくさんあります。刃の形や構造によってそれぞれに得意な用途があるので、自分に合ったものを見つけてみましょう。また、重さや握り具合などに個人的な好みもあるので、実際に手にとって使用感をイメージすると良いと思います。

例えば、キッチンバサミにはこのような種類があります。

●刃渡りが長いタイプ
力が入りやすく、肉やカニなど大きな食材を切るのに適しています。

●刃渡りが短いタイプ
小回りが効くので、細かな部位や小さな食材を切るのに向いています。

●長い刃がカーブを描いたタイプ
カーブのおかげで食材の下に刃がスッと入り込み、食材を持ち上げることなくカットできます。バットに入れた肉を切る時や、ピザなどの大きな料理を切り分けるのにも重宝します。

●刃が分解できるタイプ
分解できるかどうかで切れ味は左右されませんが、重なった部分がスッキリ洗えて清潔。衛生面が気になる方はおすすめです。ただし、使用中に外れる危険性がある点には注意。

サビに強く煮沸消毒もできるステンレス製が扱いやすい

さらば、包丁&まな板! キッチンバサミのメリット

キッチンバサミを使う最大のメリット。それは、料理を作る際に必須の「包丁&まな板」からの解放だと思います。

鍋やフライパンの上で食材をカットすれば、調理の手間が省けて便利。さらに洗い物も減らせます。また、肉や香味野菜といった、脂や匂いがまな板につきやすい食材も気にせずにカットできます。

個人的には、こんにゃくのようなブヨブヨしたものや、ベタベタした油あげがサクサク切れるのが気持ち良いです。「包丁NG」を掲げ、キッチンバサミだけで作るレシピを考えるのも楽しいですね。

このように、「食材をプラスしたい。でも包丁やまな板を出すのはちょっと……」と思った時に、キッチンバサミは本領を発揮します。

細かく枝分かれしたブロッコリーのカットもお手のもの

「ひとり飯」の味方・キッチンバサミをいつもそばに!

「ひとり分だから料理はチャチャッと済ませて、洗い物も極力少なくしたい」。そんな「ひとり飯」ならではの願いもキッチンバサミは叶えます。

私の場合、忙しい時はカップ麺や冷凍うどんに頼ることが多いのですが、もともと具材入りだったとしてもネギだけは新鮮なものを添えたい……。そんな(どうでもいい)こだわりも、キッチンバサミが解決してくれます。刃の部分を水でササッと流せば、洗い物も完了です。

買ってきた食材を冷蔵庫に入れる前にキッチンバサミでカットして、小分けにする習慣も身につきました。手軽に使えるキッチンバサミのおかげで食材の下ごしらえがしやすく、結果として調理の時短にもつながっています。

「包丁を出す前に、まずはキッチンバサミでできないか?」と、考えるクセがついたように思います。

このように、調理の習慣さえも変えてしまう、恐るべきキッチンバサミの実力! ぜひキッチンライフに取り入れて、その便利さを実感していただきたいと思います。

いつでもスッと取り出せる位置に常備。引っ掛ければ場所も取りません

 

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