最高の「ひとり飯」を味わう方法(人生を味わう「ひとり旅」:04)

写真が必要なときは店員さんにお願いして撮ってもらいましょう(笑)

食事が、旅の醍醐味のひとつ! という方も多いのではないでしょうか。しかし、ひとり旅となった瞬間に、食事の優先順位が下がるという話をよく耳にします。その理由は、

「旅先でのひとり飯が苦手……」

それはもったいない! ひとり旅だからこそ、自分の食べたいものを食べられるわけですし、せっかく行く旅行先で、楽しみのひとつである食事を楽しめないのは大損です。でも実は、不安に感じていることは、すべて「スマホひとつ」で解決できます。

そこで今回は、僕が、どうやって旅先でひとり飯を楽しんでいるのか、お伝えしたいと思います。

事前に徹底的に調べて、行きたいお店を予約!

僕は「ひとり飯」をする勇気がない人ほど、事前のリサーチが足りないと思っています。事前にリサーチせず「今、食べるべきもの」を知らないので、簡単に食事を諦めてしまうのです。

一方で、インターネットやSNSが発達したおかげで、本当に美味しいものに、簡単にたどり着けるようになりました。スマホを数タップするだけで、その土地の「今、食べるべきもの」が一瞬にして見つかります。だからこそ、食事に関しては渡航前に徹底的にリサーチします。僕はその際に、日本のメディアよりご当地のメディアを参考にする場合が多いです。

例えば、世界の多くの都市で「ミシュランガイド」が発行されています。それを見れば、星付きのレストランがリストアップされていたり、予算や気分、滞在場所に応じて、最高のお店を探すことが簡単にできます。

また、ご当地の旅行メディアや食メディアを見れば、定番のレストランや地元の人に人気のあるレストラン、最新のレストランを簡単に見つけることができます。僕はよく世界の主要都市ごとにまとめられているWebサイト『Timeout』を利用しています。

それらのサイトで「今、食べるべきもの」を事前にリサーチしてから現地に行けば、さすがに「せっかく来たんだから、食べておかないとなぁ」と思い、勇気が出しやすくなるはず。それでも勇気が足りない方は、あらかじめ日本で予約しておくのも良いでしょう。最近は、海外でもWeb予約できるお店がどんどん増えてきているので、気兼ねなく予約を取ることができるはずです。

台湾で地元の人に人気の「無老鍋」。スマホからWeb予約したので、当日並ばず入ることができました。

”自分の目×Google Map”が最強のリサーチ術

旅先で街を歩いてみると、いろいろなお店を見かけることでしょう。その中で、雰囲気が良かったり、地元の人で賑わっていたりして、入ってみたくなるお店が見つかることも多いのではないでしょうか。

しかし、異国の地の場合、どれだけ賑わっていても、外観だけでは何料理のお店か分からず、また値段的にもお手頃なお店なのか高級なお店なのかも見当がつかずに、結局、入るのを諦めたことがある方も多いのではないでしょうか。

僕も昔はそのような悩みがありましたが、とある方法で解決しました。それは、語学力……ではなく(僕は英語すら全く話せません)、「Google Map」です。

使い方は簡単です。街を歩いていて気になるお店を見つけたら、まずはスマホで「Google Map」を立ち上げましょう。すると、そのお店の情報が瞬時に出てくると思います。それを調べてみると、「そのお店は何料理のお店なのか」「金額感はどれくらいなのか」を簡単に知ることができます。さらに、「評価はどれくらいか」まで一瞬でわかるでしょう。そしてこの評価が、近年、本当に当たるようになってきました。クチコミ数が多いお店で評価が高ければ、まず間違いないでしょう。

こんなふうに、”自分の目×Google Map”でお店を調べるようになった結果、まだガイドブックに載っていなかったり、地元の人しか知らなかったりする最高のレストランにたどり着けることが多すぎて、この方法も使いまくっています。

ロシア・ユジノサハリンスクに行った時、Google Mapで評価が高かったお店が「ロシア料理」ではなく「ジョージア料理」でしたが、それはもう美味でした

メニューが読めないなら、指差し注文&SNS注文!

ここまでで、旅先の「ひとり飯」の不安がかなりなくなったことと思います。それでも、まだ不安な人がいるとすれば、「メニューが読めないこと」がひっかかっているのではないでしょうか。

確かに外国語で書かれたメニューで、知らない料理を注文することは至難の技です。料理の写真が載っていればなんとかなるかもしれませんが、それすらなければ、もう絶望……。

いいえ、そんなことは決してありません。そんな時は、「指差し注文」、そして秘儀「SNS注文」です。

賑わっているお店であれば、周りにたくさん人がいて、様々な料理を食べていることでしょう。その料理をチラ見して、時にはトイレに行くフリなどをして店内を巡回して、食べたい料理を見つけましょう。それを見つけたら、店員さんを呼んで、食べている人に最大限配慮しながら「あれが食べたいです」と言って、それがどのメニューなのか店員さんに教えてもらいましょう。
また、そんなコソコソしなくてもできる注文方法は「SNS注文」です。人気店であれば、SNSにたくさん写真がアップされているはず。そのお店で検索すれば、定番料理を中心に料理の写真がたくさん出てくると思います。その中で気になるものを見つけたら、店員さんに伝えて、注文しましょう。

中国・カシュガルで、隣の人がとても美味しそうに食べていたので注文。メニューの名前はわかりませんでしたが、シチューみたいでおいしかったです。

こんな風に、スマホをフル活用するだけで、言葉が分からなくても簡単に現地の最高の料理にたどり着くことができます。それなのに、「ひとり飯が苦手」という理由だけで食べないのはもったいない!

しかしながら、食べている最中の寂しさだけはどうしようもないので、そこもスマホをフル活用して、友人に連絡をとったり、SNSに写真をアップしたりなんかして、気を紛らしてください。

すみません、最初の写真は「店員さんにお願いした」と強がりました。店員さんに頼む勇気もなかったので、こんな風に撮りました

【ポトフ(by 朝日新聞社)関連記事】
特集:リーマントラベラー [telling,]

 

TAGS

この記事をシェア