ひとりで黙考するのにおすすめの喫茶店5選(銀座編)

銀座の名店「十一房珈琲店」

喫茶店・カフェに通うこと通算5000回以上。コーヒーも好きですが、喫茶店という空間をこよなく愛しています。

今回は、そんな喫茶店大好きな私が、ひとりの時間を満喫するのにおすすめの銀座の喫茶店を五つご紹介します。どの喫茶店も個性が光る素敵なお店ばかりを選びました。

銀座のおすすめの喫茶店5選

十一房珈琲店

店長の長谷川さん。こだわりのコーヒーはネルドリップで丁寧に=十一房珈琲店

最初にご紹介するのは創業41年、オールドジャズが流れる喫茶店「十一房珈琲店」。黙考
するのに最適な、ひとり時間が満喫できる喫茶店です。

入店すると通向けの喫茶店、という印象を受けるかもしれませんが、初めてでも居心地は抜群。とても落ち着いて過ごすことができます。休日には、カウンターで本を読むお客さんが多く見受けられます。

こだわりのカップとソーサー=十一房珈琲店

このお店のコーヒーのこだわりは、焙煎機で時間をかけて焙煎した豆をネルドリップでゆっくり落とすこと。香りだけではなく、うまみを感じてもらえるような味づくりが特徴です。

初めての方は、5種類あるブレンドコーヒーのうち、最もスタンダードな「フルシティーロースト」(税込み740円)がおすすめですが、一風変わった「ヴィンテージコーヒー」(この日は'08 コンゴ・キヴ・ピーベリー 税込み1100円)というメニューもあります。最長40年間乾燥させたコーヒー豆を使用し、良い口当たりにクセのある香りが特徴のコーヒーです。

〜店長の長谷川能一さんから一言〜
「おひとりさまがお仕事の合間とか買い物の間とかに立ち寄っていただいて、本を読まれたり、音楽を聴かれたり。そんな時間と空間を大事にしたいと思っているお店です」

店長さんの出す「肩ひじ張らない」雰囲気によって、ひとり時間を楽しめる空間が作りだされているのだと感じます。

<店舗情報>
十一房珈琲
住所 東京都中央区銀座2-2-19
営業時間 月~金10:30~22:30 土日祝12:00〜21:30
TEL 03-3564-3176

炭火焙煎珈琲 凛 east+

誰でも受け入れてくれそうな雰囲気の店内=凛 east+

続いてご紹介する喫茶店は、炭の自家焙煎をやっている「凛 east+」さん。こだわりのブレンドコーヒーは苦味と酸味のバランスがよく、誰でも受け入れられる味わいです。

銀座の中心から少し外れた場所にあり、お店の周辺も静か。日曜日に訪れてゆったりするのにも、平日に少し仕事をしに来るのにも合っている喫茶店です。

ひとり時間を邪魔しないホットサンド=凛 east+

私のおすすめは本日のホットサンド(税込み550円)。とても優しく、ひとり時間を邪魔しない味です。優しい、と言ってももちろん味が薄いわけではなく、主張しすぎない丁寧な味です。

コーヒーは炭の自家焙煎、ホットサンドも丁寧な味、そしてケーキも自家製。こだわりの詰まったメニューを出してくれるお店です。

〜代表の成英毅さんから一言〜
「お客様の時間が大事。その時間を邪魔しない程度にコーヒーがあったり、お店の雰囲気があったり。あまり主張しすぎず、ということを心がけています」

ひとり時間をゆったりと過ごせる秘訣(ひけつ)は、成さんの考え方にあると思います。

<店舗情報>
凛 east+
住所 東京都中央区銀座4-11-3 ウィンド銀座ビル 1F
営業時間 月~土11:00~23:00 日祝12:00〜18:00
TEL 03-3248-9880

カフェーパウリスタ

創業明治44年の老舗「カフェーパウリスタ」

3店目に紹介するのはジョン・レノン夫妻が訪れたことでも知られる「カフェーパウリスタ」。明治44年創業の老舗です。

歴史ある喫茶店で、芥川龍之介や与謝野晶子、高村光太郎など数々の文豪たちが、ここで原稿を書いていたそうです。文豪が原稿を書いていた場所、ジョンが座った椅子でひとり時間を過ごすというのは感慨深いものがあるので、ぜひ一度体験してみてほしいです。

定番メニューは「ザッハ」(税込み630円)というジョンが食したとも言われるケーキですが、私のおすすめは「パウリスタモンブラン」(税込み800円)です。

やや栗が大きめでかわいらしい見た目のモンブラン=カフェーパウリスタ

凛とした佇(たたず)まいで、見た目は奇をてらっていない〝THEモンブラン〟といったような形状。ボディーに対して、やや栗が大きめでかわいらしいです。しっかりとした甘さのあるモンブランで、コーヒーのような香りがするのが印象的です。

〜店員の出山真弓さんより一言〜
「定番メニューの『パウリスターオールド』(税込み680円)は苦みが強いコーヒーです。1978年、ジョン・レノンご夫妻がご来店されたときに三日三晩こちらをご注文されました」

名店「カフェーパウリスタ」は、グルメを楽しみたい方にも、ひとり時間を満喫したい方にもおすすめです。

<店舗情報>
カフェーパウリスタ
住所 東京都中央区銀座8-9-16 長崎センタービル 1F
営業時間 月~土8:30~21:30 日祝11:30〜20:00
TEL 03-3572-6160

銀座 和蘭豆(ランズ)

レトロな雰囲気の店内=銀座 和蘭豆

次に紹介するのは、1971年創業の「銀座 和蘭豆」。いわゆる〝日本の喫茶店〟という感じの外観。中から漏れるオレンジ色の明かりが温かい印象です。

お店のおすすめメニューは「大人のコーヒーパフェセット」(税込み1,350円)。社員の須藤佑太さんにこだわりを聞くと、バニラの甘みにコーヒーソースのちょっとした苦味、そこにラムレーズンがアクセントになって、飽きることなく楽しめるよう考えられているとのことです。

飽きることなく楽しめるコーヒーパフェ=銀座 和蘭豆

自家製のラムレーズンがとにかくぜいたくな味わいで、コーヒーゼリーは固すぎずほどよい食感。パフェによく合うブレンドコーヒーはモカをベースにブレンドされていて、やや酸味が強い味わいです。

〜社員の須藤さんから一言〜
「銀座は、堅苦しくてしゃきっとした雰囲気があると思う。けど、このお店は、お客さんとの距離も近くてフランクな感じで楽しめる喫茶店です」

明るい雰囲気があるので、仕事がなかなかうまくいかないときや、何か失敗してしまったときなど、前向きな気持ちになりたいときにも、おすすめの喫茶店です。

<店舗情報>
銀座 和蘭豆
住所 東京都中央区銀座7-3-13
営業時間 月~金11:00~23:00 土11:00〜22:30 日祝11:00〜20:00
TEL 03-3571-8266

ジャズカントリー

隠れ家的ジャズ喫茶「ジャズカントリー」の入り口

最後は、銀座の隠れ家的ジャズ喫茶の「ジャズカントリー」をご紹介します。外観からは、中にジャズ喫茶があるとは一切分かりません。扉の前に立ってさえも、奥にジャズ喫茶があるとは想像できないほどです。

そんな「ジャズカントリー」さんは、その名の通りジャズが流れる喫茶店。遠方から新幹線で訪れるお客さんもいるほどの人気店です。

店内はひとりで来ているお客さんばかり。優雅にコーヒーを飲みながらジャズを聴いているお客さんが多くいます。ただ、店主の野々宮義明さんがとてもフランクな方なので野々宮さんとのお話を楽しみに来る方も多いそう。

店主の野々宮さん。ジャズに詳しくない方も大歓迎とのこと=ジャズカントリー

飲んでみてほしいのはラズベリーコーヒー(税込み600円)。ハンドドリップで丁寧に淹(い)れてくれます。ラズベリーの香りがするのはもちろん、飲んでもラズベリーの甘さが感じられる珍しい味です。

〜店主の野々宮さんから一言〜
「ジャズに詳しくない方もご来店オッケーですよ! ここでジャズを好きになって、またいらしてくれるといいですね」

普段、ひとりでジャズを聴いて過ごすということをしない方でも、自然とその楽しみ方を感じることができると思います。上質な非日常体験ができる喫茶店です。

<店舗情報>
ジャズカントリー
住所 東京都中央区銀座6-3-17 悠玄ビル 中2F
営業時間 コーヒータイム月〜金12:00~17:00 土14:00~17:00 定休日 日祝

以上、銀座でひとり時間を満喫する上で、おすすめの喫茶店5選でした。ぜひ銀座で喫茶店を訪れる際は、参考にしてみてください。

 

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