【海外ひとり旅】これだけは知っておきたい、やってはいけない行動(防犯対策編)

楽しいひとり旅では防犯対策が大切(Photo by Getty Images)

海外ひとり旅は楽しそうだけど「海外は危ない場所」という印象はありませんか?

海外ひとり旅では何かあってもひとりで対処しなければならないので、行く前にどのような防犯対策が有効なのか、知っておきたいものです。

今回の記事では荷物、交通機関、そして詐欺、という3点に焦点を当てて「海外ひとり旅」が大好きな帰国子女の私が、やってはいけない行動を説明します。知っておくだけでも避けられることはたくさんありますので、ぜひ参考にしてもらえるとうれしいです。

荷物の防犯対策

まず知っておくべきは、海外ではとてもスリや置き引きが多いということ。そのため、荷物をどのように持つべきか知ることは防犯対策の第一歩となります。

現金はまとめて持つのではなく、必ず財布、バッグ、スーツケース、パスポート入れなど4〜5カ所に分けて持つようにしましょう。どれかが取られてしまってもどれかは残るようにするためです。

現金を入れる財布は普段日本で使っているものではなく、万が一盗まれてしまっても困らないようなものにしましょう。バッグはチャックがついた内ポケット、スーツケースは中のチャックがついているポケット部分に現金を入れておくのがいいでしょう。

街でちょっとしたお買い物をするときなどは、ヒモがついた小銭入れを首から下げ、コートの中や服の中にしまうようにするといいでしょう。もちろんその小銭入れには大金を入れずに、その日必要になる分だけを入れておくようにしましょう。

手持ちのバッグはスリ対策のため、斜めがけのショルダーバッグにし、必ず体の前に来るように肩からかけましょう。私はコートや上着の上からバッグをかけるのではなく、肩にかけてから上着を着るようにしています。

リュックを使いたい場合は、前に抱えるようにして背負います。このような対策をしておけば、スリや置き引きに遭いづらくなりますし、スリを狙っている人からしても「警戒心が強そう」と思われて狙われにくくなります。

海外では、外にいるときは気を抜かないようにすべきです。特に何かに夢中になったり集中したりしている時は要注意です。荷物は必ず手で引き寄せたり、つかんだりしておきましょう。

何かに夢中になっているときは要注意(Photo by Getty Images)

交通機関での防犯対策

私は海外ひとり旅の際は、基本的には公共交通機関を使うようにしています。タクシーはこちらが日本人の観光客だとわかると、メーターを回さずに高額な運賃を請求してきたり、向こうの提示するツアーに申し込むまで目的地へ連れて行ってくれなかったりすることがあります。とにかくトラブルが多いのです。

タクシーを使うときは、事前におおよそかかる料金と時間を調べておき、実際に乗車する前に運転手へその料金で行けるか確認するようにしましょう。

国によっては空港や大きな駅で、交通機関から降りた途端にかなりしつこく声をかけて来るドライバーもいます。笑みを見せただけで乗る気があると思われ、後をしつこく追いかけられてしまうこともあります。少し冷たいようですが、乗らないのであれば、あいまいな表情や返事はせず、毅然(きぜん)とした態度で付け入る隙を与えないようにしましょう。

もちろん優良なタクシー会社やドライバーの方もいますが、どちらにせよ、日本と同じ感覚で使うのは危ないということです。

それでは公共交通機関は安心か、というと、そこでも注意は必要になります。バス、電車、地下鉄、モノレール、水上バスなど様々な公共交通機関がありますが、注意すべきはスリやひったくりです。

フランスのパリの地下鉄で私が印象的だったのは、ドア付近の席に誰もいなかったことです。ドアの周りだけがらんと空いており、現地のフランス人も含めてみんな荷物を手で前に抱えて乗っていました。

これはなぜかと理由をフランス人に聞いたところ、電車が停車しドアが開くと、外から人が入ってきて、荷物をひったくり、電車からすぐに出て行ってしまうことがあるとのことでした。このように、交通機関では周りをよく見て、混んでいる場合などは特に荷物へ気を配ることが大切なのです。

日本と同じ感覚でタクシーは乗らないように(Photo by Getty Images)

詐欺に遭わないための防犯対策

観光地では、日本語で話しかけてくる現地の人に出会うことがあります。なかなか言葉が通じない環境の中、日本語を話せる人に出会うと、それだけでうれしくなってしまいますよね。

また、現地の人と知り合いになれるなんてうれしい機会だと思う方が多いでしょう。しかし、残念ながらそういう方に近づいていっても、基本的に良いことはありません。

そもそも、なぜ日本語がしゃべれるのでしょうか? 日本が好きだからでしょうか。確かにその可能性もあるかもしれません。しかし、多くの場合は無知な日本人観光客に詐欺まがいの高額な買い物をさせるなど、彼らの生活のための手段として日本語を習得していることがほとんどです。女性だと危険な目に遭うこともあります。

他にも、観光地では10人くらいの団体が環境保護や動物愛護などの署名活動のようなものをしていて、それにサインしてしまうと、後からお金を要求される、といったことがあります。しかも、最低金額が10ドルなどと言ってくるのです。

そんなつもりじゃなかった、と断ると、署名活動を行っていた十数人が集まってきて取り囲まれ、お金を脅し取られてしまうのです。このような親切心に付け込むような詐欺はとても多いので、注意が必要です。

海外では人に親切にしてはいけないのか、というと、もちろんそうではありません。詐欺かどうかを落ち着いて見極める目を養うことが大切だということです。事前にこのようなことがあると知っていれば、気がつく確率も高まるでしょう。

ここまで読むと、海外ってすごく危険で怖いところなのでは、と思ってしまうかもしれませんが、知識をつけて対策をしっかり取れば、ひとりでも安全に旅を楽しむことができます。

あなたの旅が安全で楽しいものになるように祈っています!

Have a nice trip! And good luck!

 

特集

TAGS

この記事をシェア