手間いらず! 冬の夜をおいしく乗り切る「常夜鍋」と「味噌ラーメン」

家庭料理愛好家の吉田正幹です。僕はほぼ毎日、手軽に作れる「ひとり飯」をインスタグラムのアカウントに投稿しています。この連載では、そんな僕がオススメする料理を紹介していきます。

暖冬、暖冬といいながらも、日本の冬にはやっぱり鍋料理が合います。さまざまな具材をいろいろな味付けで楽しめるのが鍋の魅力ですが、ひとり分の場合は、材料を余らせるのが心配で…なんて人も多いかも知れません。

そこで今回は、ひとりでもペロリと食べきれる「常夜鍋」をご紹介します。さらに、残った鍋つゆを利用した「味噌ラーメン」の作り方もお伝えします。

常夜鍋の作り方

まずは常夜鍋を作ります。豆腐やネギも入れて寄せ鍋風に作る方もいらっしゃいますが、僕の場合は豚バラとほうれん草だけ。そして、煮汁に生姜とニンニク、日本酒をたっぷり使うのも特徴です。

作り方も簡単です。土鍋にだし昆布を敷き、水と日本酒それぞれ500ミリリットルを注ぎ、親指大の生姜とにんにく1かけを包丁の腹でガツンと潰して入れ、火にかけます。だし昆布がなければ、和風顆粒だし小さじ1杯程度で代用できます。日本酒は安い料理酒で充分です。

鍋が沸く間に、入れる材料の準備をしましょう。豚バラを食べやすい大きさに切り、ほうれん草は根本の赤い部分を2〜3センチ切り落としてザッと水洗いします。1束も食べきれる? と思うなかれ。間違いなくイケます。

鍋が煮立ったら、そのまま強火で1〜2分。これでアルコールが完全に飛んで旨味だけが残ります。火を細め、豚バラをくっつかないように気をつけながら1枚ずつ鍋に放します。色が変わったタイミングでほうれん草も加え、蓋をして1分ほどで完成。アクが気になる方は、バラ肉が煮えた時点で取ってください。

付けダレは、ポン酢かごまダレで。市販のもので構いませんが、僕は圧倒的にごまダレが好きなので、すり胡麻と煎り胡麻、酢、砂糖、醤油、ラー油少々を合わせて作ってしまいます。自家製は、使い切れる分だけ作れるところもいいんです。

食べるときのポイントは、できるだけ鍋の「つゆ」を残しておくこと。後のメニューに影響します。

味噌ラーメンの作り方

常夜鍋の残りのスープで作る味噌ラーメン

おいしく常夜鍋の具材をいただいたら、だし昆布と潰した生姜とニンニクを取り除き、残った「鍋つゆ」をタッパーに移しましょう。その際、アク取り網やキッチンペーパーで漉すのがベストですが、そのままでもOKです。

この鍋つゆは、日本酒や豚肉、昆布の旨味に加え、生姜とニンニクのアクセントもほどよく溶け込んだ素晴らしいスープベースなんです。ひとまず、タッパーに入れた鍋つゆは冷蔵庫でお休みいただくことにしましょう。

これを使ったもう1品は絶品の味噌ラーメンです。 具材はコンビニでも売っているカット野菜「野菜炒め用」のみ。旨味が凝縮されている鍋つゆがスープのベースですから、これだけでも満足度は大です。「野菜炒め用」がなければ、モヤシだけでもイケます。

まず、深めのフライパンに油を敷き、野菜炒めを作る要領で野菜を炒めます。全体がしんなりしたら、酒、中華だしの素を入れ全体を炒め合わせ、ここに「鍋つゆ」をざぁーっと入れて煮立たせます。

クツクツ沸いてきたら味噌を溶かし入れ、ここで味を見て足りないようなら、中華だしの素、塩、こしょうで整えます。具材が柔らかくなるまで中火で煮ながら、この間に中華麺を茹でましょう。

茹で上がった中華麺を丼に入れ、上から味噌スープで煮た野菜を一緒に盛り込めば完成。よく味のしみた1杯に、思わず頬も緩むはずです。

常夜鍋の材料】

  • 豚バラ        150〜200グラム
  • ほうれん草      1束
  • ニンニク       1かけ
  • 生姜         親指大
  • 水          500ミリリットル
  • 日本酒(料理酒で可) 500ミリリットル
  • 市販のポン酢もしくはごまダレ

【味噌ラーメン材料】

  • 常夜鍋の残りのスープ
  • カット野菜「野菜炒め用」 1袋
  • 中華麺          1人前
  • 味噌           大さじ1
  • 中華だしの素       適量
  • 塩            適量
  • コショウ:        適量

 

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