冬場のソロキャンプに欠かせない防寒に必要な道具6選

冬のソロキャンプは防寒対策が必要(Photo by Getty Images)

多くの人にとって、冬場はソロキャンプのオフシーズン。しかし、可能であれば、1年を通してソロキャンプを楽しみたいところです。冬場にソロキャンプを楽しむためには、防寒対策をしっかりすることが重要です。

今回は雪国、青森県に住むソロキャン大好きな私が、冬場でも快適なソロキャンプを実現させるための防寒装備を六つご紹介します。

ソロキャンプで有効な防寒対策6選

【寝袋】ソロキャンプで1泊するなら最重要

保温性に優れた寝袋で快適な睡眠を(Photo by Getty Images)

寝袋がなくては、冬のソロキャンプで快適な睡眠をとることはできません。寝袋は袋状で、中に綿が詰められています。それにより、体温で温められた空気を体の周りにとどめてくれます。

寝袋のタイプは、大きく分けて「封筒型」と、体の形に合わせた「マミー型」の二つに分けられます。寒い時期に使用するのであれば、マミー型を選ぶべきでしょう。体に密着しやすい形で、保温力に優れています。

寝袋の中に詰められている素材は、ダウンか化学繊維です。ダウンは軽くて保温力が高く、コンパクトに収納できるので、冬のソロキャンプに向いています。つまり、冬の寝袋はマミー型かつダウンが入っているものがおすすめです。

そしてもう一つ、寝袋を選ぶときに注目して欲しいポイントが「使用可能温度」です。この数値が低い寝袋ほど、より厳しい寒さに対応しています。

朝から気持ちよく活動を始めるために、保温性に優れた寝袋で快適な睡眠を手に入れましょう。

【ストーブ】冬のソロキャンプの最強アイテム

ストーブはこれ以上ない強力な防寒対策グッズ(Photo by Getty Images)

ストーブは、これ以上ない強力な防寒対策となります。ソロキャンプで使用できるストーブには薪ストーブ、灯油ストーブ、ガスストーブの三つがあります。

薪ストーブは、薪を燃やして暖をとります。発生した煙は、煙突から出す構造です。そのため、煙突を外に出せば、テントの中でも使用可能です。

灯油ストーブは、タンクに灯油を入れて燃焼させます。燃焼時間が長いこと、燃料代が安くすむことが魅力です。コンセントからの電源を必要としない灯油ストーブがおすすめです。どんな場所でも使用可能なので、便利です。

ガスストーブは、カセットコンロと同じガス缶を装着して使います。コンパクトで手軽に使えるのがメリットです。ただし発熱量は控えめで、手や足元を温める程度に向いています。

雪が降るくらい寒い地域では、発熱量の大きい薪ストーブがおすすめです。また、薪ストーブと灯油ストーブは、上に鍋を置いて料理することもできます。熱い鍋を食べて、冬のソロキャンプを楽しみましょう。

【たき火台】キャンプにたき火は欠かせない

たき火台は適度な大きさがおすすめ(Photo by Getty Images)

たき火の、ゆらゆらと揺らめく炎を眺めていると、不思議と落ち着いた気分になります。そんなたき火も、もちろん強力な防寒対策になります。

最近はソロキャンプに適したコンパクトなたき火台が、数多く販売されています。手のひらサイズは、気軽にたき火を楽しめます。ソロキャンパーなら一つは持っておきたいアイテムです。

しかし、コンパクトなたき火台は、寒い時期には火力不足となる可能性が高いのも事実。暖をとるのを目的とするのであれば、長さ30cmほどの薪が使える台を用意しておくことをおすすめします。

選ぶときのポイントとして、押さえておきたいのが「コンパクトに収納できるか」「上にクッカーを乗せられるか」の2点です。これらを満たすのであれば、バッグにも収納可能なうえ、暖をとりながら料理をすることもできます。

【電熱ベスト】裏ワザ的な防寒対策

電熱ベストは、体にぴったりサイズのものを(Photo by Getty Images)

電熱ベストとは、ヒーターが内蔵されたベストのことです。モバイルバッテリーを接続して、ボタンを押すだけで瞬時に発熱し、体をじんわりと温めてくれます。

電熱ベストを選ぶときは、自分の体に合ったサイズのものを選びましょう。小さすぎると窮屈なのはもちろん、逆に大きすぎると、体とベストの間に隙間ができてしまい、効果的に体を温めることができません。

さらに温度調整は何段階となっているか、水洗いができるかどうか、首元の形状はどうなっているかといったポイントにも注目しましょう。温度調整が細かくできると、バッテリーの節約にもなります。

電熱ベストの価格は意外と安く、2000〜3000円で買えるものが多くあります。ぜひ、電熱ベストの暖かさを体験してみてください。

【湯たんぽ・使い捨てカイロ】暖かい中で眠りたい方は必携

用途を分けて湯たんぽとカイロは使う(Photo by Getty Images)

湯たんぽと使い捨てカイロも、冬のソロキャンプの強い味方です。これらを上手に活用できると、ほかの防寒装備との相乗効果で、暖かさが格段にアップします。

使い捨てカイロは、粘着テープがついているものが便利です。服に貼り付けるほか、寝袋の内側に貼って寝ると、極寒の中でも快適です。

湯たんぽは寝る前にお湯を注いでおき、寝袋の中に入れるとカイロよりはるかに暖がとれます。非常に大きな効果が期待できる半面、やけどには注意が必要です。使用するときは、湯たんぽ専用のカバーに入れるようにしましょう。

しかし、湯たんぽは少々かさばるので、荷物をコンパクトにまとめたい方にとっては持っていくかどうか悩むところです。一方で、使い捨てカイロは何枚持っていても、たいして荷物にならないうえ、湯たんぽよりも幅広い使い方ができます。

どちらにせよ、もしものときの備えとして、使い捨てカイロもバッグに入れておくことを強くおすすめします。

【服】やっぱりこれがいちばん大事

防寒対策で一番重要なのは服装(Photo by Getty Images)

防寒対策で、一番重要なのは服装です。これがしっかりできていないと、ほかにどんな防寒対策をしても無駄になります。

寒い時期のソロキャンプの服装は、最低でもインナーレイヤー(肌着)・ミドルレイヤー(中間着)・アウターレイヤー(上着)の三つが必要です。この三つがそれぞれ違った役割を果たし、体を冷たい外気から守ってくれます。

インナーレイヤーにはユニクロのヒートテックのような、汗を素早く吸収して発熱するものがおすすめです。また、サイズ選びも重要となります。窮屈さを感じない範囲で、体にフィットするものを選びましょう。

ミドルレイヤーは、インナーとアウターの間に空気の層を作って、保温性を高めてくれます。保温性を重視したい方は、ダウンジャケットが一番です。厚い空気の層を作ってくれるうえに、通気性もあるので蒸れずに快適です。

アウターは、雨や風をしっかり防げるものを選びましょう。アウターのおすすめは、ゴアテックスに代表されるような「透湿防水」の素材を使用しているジャケットです。透湿防水素材は水を通さず、それでいて内側の湿気は放出してくれる優秀な素材です。

寒い時期にソロキャンプを楽しめるかどうかは、寒さをしのぐための準備にかかっています。今回ご紹介した装備をそろえたら、たとえ雪国の冬でも快適で楽しいソロキャンプが可能となります。

冬はキャンプ場も空いているので、人によってはむしろベストシーズン。防寒装備をしっかり整え、一年中出動できるソロキャンパーになりましょう。

 

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