最近ではイメージも変わりつつある!? 多様な顔を持つインドの魅力を紹介する本

銃や薬物がはびこる海外の危険地帯を取材してきたジャーナリストの丸山ゴンザレスさん。そんな丸山さんらが編著をつとめたガイド本『旅の賢人たちがつくったインド旅行最強ナビ』(辰巳出版)が発売されています。辰巳出版の担当者・小林さんは「気合の入った人が旅する『修行の場』のイメージがあったインドも、今は間口が広がり、以前より軽い気持ちで行けるようになってきた」と語ります。

広がりを見せるインドのイメージ

『インド旅行最強ナビ』は、2017年に刊行された『タイ旅行最強ナビ』に続く『最強ナビ』です。「タイの次に取りあげるべき国はどこだろう? と考えたとき、すぐインドが思い浮かびました」と小林さん。シリーズのメインテーマである「旅行者たちの体験を読む」にぴったりの国だと考えたそうです。

「インドと言えば、カオスな国というイメージがあります。また『最強ナビ』シリーズ自体もさまざまな旅行者たちの実体験を元にしたコラムなどを雑多にちりばめた書籍です。そういった意味では、インドという国を取り上げるのには一番適したフォーマットなのではと勝手に思っています(笑)」(小林さん)

一方で、インドに対する旅行者のイメージは広がりを見せており、「カレーやヨガ、手工芸品などを入り口にインドにハマる人も多い」と言います。

「インドの熱量を感じてほしい」

インドには従来の「人混み」「カオス」といった印象とは異なる観光スポットも多くあるそうです。小林さんは「インドによく行くライターさんから聞いたもの」として、いくつか挙げてくれました。

まず、デリーのショッピングモール「セレクト・シティウォーク」。ここは「何もかもがピカピカ」なのだとか。そして、同じくデリーにあるチベット人街「マジュヌ・カ・ティラ」。この街もまた、他の街とは異なる雰囲気があります。

さらにデリーから高速鉄道で3時間の「チャンディーガル」は、建築家のル・コルビュジエが携わった都市で、道路が広くまっすぐ。幾何学的な形の建物が並ぶさまを見られるといいます。

さらにケララ州の沖合に浮かぶサンゴ礁の島「ラクシャディープ諸島」は、まさに「南の楽園」と呼ぶにふさわしい場所。ただし、こちらを訪問する際には許可証が必要になります。

このようにさまざまな顔を持つ国。そんなインドをあらゆる面から紹介する本書を、小林さんは次のように推します。

『インド旅行最強ナビ』は編者が丸山ゴンザレスさんということもあり、ふつうのガイド本には載っていない情報が満載です。本書を通して、インドの混沌さ、インドの熱量を感じていただけるとうれしいです

 

TAGS

この記事をシェア