「ソロキャンプには軽量でコンパクトなクッカーを」 ソロキャンプにおすすめのクッカー6選

クッカーは使用頻度の高い重要アイテム(撮影・斎藤純平)

鍋にも器にもなるクッカーは、キャンプ用品の中でも使用頻度が高いアイテムです。今回は、「キャンプ場に持っていく道具は極力少なくすべき」と考える私が、ソロキャンプに最適なクッカーを6つご紹介します。ソロキャンプでは、軽量でコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。

ステンレス製の角型ラーメンクッカー

「ステンレス角型ラーメンクッカー1.3L」(提供:キャプテンスタッグ株式会社)

四角いインスタントラーメンが、ちょうど入るサイズの小ぶりなクッカーです。製造しているのはキャプテンスタッグ。世界的に有名な金属加工の町、新潟県の燕三条で、高品質なキャンプ用品を提供しているメーカーです。

素材はさびにくく、見た目も美しいステンレス。フタの持ち手に使用されている天然木が良いアクセントになっており、オシャレでかわいらしい雰囲気があります。

フタにあけられている湯切り穴が、このクッカーをおすすめする理由のひとつです。パスタを茹でるときや、野菜を水洗いするときに役立ちます。

クッカーの容量は1.3リットルと、ソロキャンプでの使用には十分。機能的で、見た目にも優れていながら、価格も3000円程度と、初心者の方でも気軽に買える値段となっています。

多くの方におすすめできるクッカーですが、特に「ラーメンツーリング」を趣味としているライダーの方ならきっと気に入ってくれるはず。バーナー、クッカー、インスタントラーメンの3点セットでラーメンツーリングを楽しみましょう。

機能性の高いタフなケトル

「ケトルNo1」(提供:Snow Peak)

「家でも使えるキャンプ用品」がキャッチフレーズのケトルで、ケトルとクッカーが融合したような見た目です。直径12センチのコンパクトなボディに、たくさんのアイデアが組み込まれています。

製造元はスノーピーク。同社の商品は全体的に少し値段が高いイメージがありますが、このクッカーは2000円程度とかなりの低価格。

このクッカーの特徴としてまず挙げられるのが、注ぎ口です。お鍋などからお湯を注ぐときに、お湯の量を上手にコントロールできず、ドバッとかけてしまうことありますよね? このクッカーは大きな注ぎ口があるため、お湯の量をうまくコントロールできるのです。

2つ目の特徴は、クッカーの上に伸びる大きなアームです。このアームを利用することで、上から吊り下げた状態で焚き火にかけることもできるのです。

3つ目の特徴は、樹脂製のパーツを一切使用していないこと。燃えさかる焚き火の中に入れても、ダメージを負うことがありません。

このように、機能的な上にタフなクッカーであり、焚き火との相性もいいのがおすすめする理由です。

軽くて耐久性のあるチタン製のクッカー

「チタンウルトラライトクッカー1RED」(提供:株式会社エバニュー)

0.6リットルと必要十分な容量を持ちながら、重量は95グラムと驚異的に軽いクッカーです。エバニューがラインナップする超軽量モデル「ウルトラライトシリーズ」の中で、最も軽いクッカーです。

薄さ0.3ミリと極限まで軽さを追求した商品ですが、素材として使われているチタンはアルミよりはるかに強度が高く熱にも強いため、十分な耐久性があります。また、薄く作られているため熱が伝わりやすく、ガスの節約になるというメリットがあります。

チタンのクッカーはアルミやステンレスのクッカーと比べて高価ですが、何年でも使用できるので、コストパフォーマンスは決して悪くありません。

徒歩でソロキャンプに行く方や登山家の方など、可能な限り荷物を軽くしたい方に最もおすすめのクッカーです。

小さな火力でも短時間で沸騰するクッカー

「HEAT-1」(提供:ユニバーサルトレーディング株式会社)

「HEAT-1」の最大の特徴は、クッカーの底部にある「ヒートエクスチェンジャー」という機能。金属製のフィンが、バーナーからの熱を効率的にクッカーへと伝え、お湯を沸かすのにかかる時間を短縮することができます。

さらに、軽くて丈夫なアルミ製のクッカー本体には、耐摩耗性や耐食性を高める「ハードアノダイズド加工」が施されています。

このクッカーを特におすすめしたいのは、コンパクトなバーナーを使用している人や、アルコールストーブを使用している人。そして寒い時期にソロキャンプをする人にもおすすめです。

小さな火力でも短時間で沸騰するので、燃料の節約にもなる”エコ”なクッカーなのです。これまでなかった新しいカタチのクッカーで、ソロキャンプに挑戦してみてください。

スタイリッシュなクッカーセット

「イージークックNS・ソロセットM」(提供:イワタニ・プリムス株式会社)

容量0.9リットルと0.4リットルのクッカーのセットです。小さい方のクッカーは、大きいクッカーのフタとしても使用できます。

大きい方のクッカーは縦に長いので、収納性に優れていて、ガス缶やガスバーナー、折りたたみナイフくらいであれば、全てこのクッカーの中に収まるでしょう。

また、クッカー内部にフッ素コーティングが施されているので焦げ付きにくいほか、金属臭が水や食材に移ることもありません。

さらに、注ぎ口がついているのも重要なポイントです。コンパクトな本体の中に、実戦を考慮した仕組みがたくさん見られる、とても実用的なクッカーです。

全体的に暗い色を使用しており、見た目はクールな印象。クッカー側面に刻印されている「PRIMUS」のロゴがイケてます。道具はスタイリッシュにキメたいという方にピッタリです。

簡単においしいご飯が炊けるクッカー

(画像説明)「メスティン」(撮影・斎藤純平)

キャンパーたちから絶大な人気を誇るトランギアの「メスティン」。あまりの需要の多さに供給が追いつかず、高値で売買されたこともありました。

人気の理由は、なんと言っても簡単においしいご飯が炊けること。バーナーからの熱が、全体に伝わりやすい構造になっている上、フタが本体にしっかりとはまることで内部に圧力がかかり、ツヤツヤのご飯が炊きあがります。

収納性の高さも大きな魅力です。長方形なので、フォークやスプーンなどの、長いものがたくさん入ります。クッカーでありながら、まるで道具箱のように使用できるのが面白いところ。

0.75リットルとソロキャンプには十分な容量がありながら、四角い形状のため大きさを感じさせません。そして丸いクッカーと違い、バッグの中にデッドスペースが発生しないという大きなメリットがあります。

 ◇

今回ご紹介したクッカーは、どれも軽量・コンパクトでソロキャンプに最適なものばかりです。もちろん「どれだけ荷物が増えてもいい」というソロキャンパーであれば、大きなクッカーでもいいでしょう。

しかし、キャンプ場に持って行く荷物の大きさや重さに制限があるほうが、キャンプ用品を吟味する楽しさがあると私は思います。それぞれが自分なりの「最適」を考えて、自由気ままなソロキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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